【Python】タプル型の基本【基本講座】
Pythonの独特の型といえば、タプル(tuple)型ではないでしょうか?今回はこのタプル型について学んでいきましょう。
目次
タプル型の基本
tuple型って何?
タプル型というのは、以前お話したように、シーケンス型のひとつで、イテラブルな型です。そのため、リストと同じように要素が、丸括弧()に入ることになります。
そして、list型と違う点は、イミュータブル(immutable)変更不可能なデータ型であるということです。
そのため、リストのような要素の追加や削除はできません。
tuple型のアクセスについて
tuple型のアクセス方法は、リストが[]だったから、()でいいのでは?
と思った方は、残念でした。
リストと同じ[]でアクセスできます。
ただし、下記のような処理はエラーになります。
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t=(1,2,3) t[2] = 10 >> TypeError: 'tuple' object does not support item assignment |
理由は簡単です。tuple型は、イミュータブル(immutable)なので、代入行為は禁止されています。
tuple型の表記について
tuple型は基本、丸括弧で囲みます。
しかし、下記のように省略することも可能です。
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t = 1, 2, 3 |
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最初の2冊は初心者向けです。Effectiv Pythonはこの2冊を終えてから読むとかなりわかりやすく感動できると思います。
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