【クラウドサーバー】IDCFで突然TeraTermが接続できなかった時、試してみた3つの方法

【クラウドサーバー】IDCFで突然TeraTermが接続できなかった時、試してみた3つの方法

IDCFの仮想サーバーを導入して少し経った。WordPressをインストールしてからというもの、WordPressばかりいじる日々が続いていた。そんなある日WordPressにPHPファイルを追加しようとして事件は起こった。
TeraTermで接続できなくなっていたのである。
解決に至るまでの工程を記載していこうと思う。

出典:http://www.photo-ac.com/

解決に至るまでの3つの確認点

1. 接続できていた時からの変更点を考える

WordPressをインストールしてからというもの、TeraTermで仮想サーバーに接続することがなくなっていた。しかし、今回DB登録するために、WordPress内にPHPファイルを追加しなくてはならなくなった。
そこで、TeraTermの出番となった。Cyberduckでファイルを追加すればいいじゃんと思うかもしれないが、それでは、Linuxの勉強にならないではないか。ということで、TeraTermでファイルを追加してやろうと思ったのだ。
しかし、「ホストに接続できません」と出る。IPアドレス(ホスト)に変更は、ない。当然だ。ポート?間違いない。22から触ることなんてない。接続すらできないなんて今までなかったぞ。何とも奇妙な話である。

しかし、私は、焦らなかった。なぜだろうか、冷静だった。

「接続出来ていた日から今まで何かが変わったはずだ。」

そう。思った。ひとつひとつ潰していって切り分けしよう。
私は、静かに瞑想した。あの日から何が変わったのか思考をめぐらすために。

2. DNSを取得してNSを設定した

まず、最後にアクセスしたのは、WordPressをインストールした時。
その時から、まず、変わったことというと。

「DNSを取得して、NSを設定した。」

いつまででも、210.199.XX.XX というようなアドレスだと不細工であり、DNSがちゃんと設定できているか確認できないことからバリュードメインというところで、ドメインを購入した。そして、設定したのだ。この設定に関してもすったもんだがあったので別途記事を書いているので、興味のある方は、見ていただけたら幸いだ。

とはいえ、大したことをしたわけでないが、念のためTeraTerm接続時のホスト部分を
取得したドメイン名へ変えてアクセスしてみる。ダメでした。
wwwもつけてやってみる。当然ダメでした。

まぁ、違うよね。

3. 転居(引越し)した

次に考えたのが、IDCFの仮想サーバーの設定のことである。
ファイアウォールという項目をふと思い出した。というのも接続時、SSH2で接続しているのである。
もしかしたら、はじかれている?と思ったのだ。
はじかれた理由として、あの時、手動設定したIPアドレスは、集合住宅のものだ。
そして、現在、戸建てに引越したため、当然IPアドレスは変わっている。つまり、そういうことなのだ。

この瞬間、私の中の点はすべて線へと繋がった。

そう。あの時、ソースCIDRでMyIPと書いてあったっけ?あれを選んだら自分のIPアドレスを取ってくるんだよね。そして、そのIPに対して仮想サーバーのIPアドレス許可することで接続されるんだよね。

というわけで、IDCFの設定画面のコンピューティングで、IPアドレスを選び、IPアドレス名をクリックするとファイアウォールという項目をクリックするとSSHと名前を付けたであろう項目があると思う。
これは、古いものなので、速やかに削除して現在のSSHのIPを設定しましょう。

これでTeraTermは無事接続できました。

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