【JavaScript】四則演算と演算子【基本講座】
JavaScriptの勉強においてもっとも基礎的な項目と言えば、四則演算でしょう。どのプログラミング言語においても超重要な項目なのでぜひマスターしましょう。
目次
四則演算の基本
足し算
算術演算の基本は、足し算です。変数や数値に対して、右辺に「+」を使って記述します。この足し算は、実は整数値以外でも文字列でもできます。ただし、連結ですが。
早速例題を見ていきましょう。
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len i = 10 + 1; console.log(ans); >> 11 |
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let a = "さんぷる" + "AA"; console.log(a); >> さんぷるAA |
文字列と数値を混合させたい。
C++などの時に、「総和は、30です。」という感じで書いたことがあるかと思いますが、JavaScriptにおいてもそういった場面に遭遇すると思います。そこで次の例題を見てみましょう。
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let s = "総和:"; let i1 = 10; let i2 = 1; console.log(s + i1 + i2); |
これは、どんな値が出力されるか予想してください。
大半の型は、「総和:11」を期待して実行すると思います。
しかし、上記の例題を実行してみると意外な答えが返ってきます。
「総和:101」
です。え?ってなりますよね。
実は、JavaScriptは、文字列が出てくるまで、足し算するというお約束があるんです。つまり、例題では、最初に文字列を持ってきているので、その後は、すべて連結されたというわけなんです。
それを念頭に置いて例題を修正してみましょう。
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let s = "総和:"; let i1 = 10; let i2 = 1; console.log(s + (i1 + i2)); |
これで 「総和:11」 になりました。ここら辺は数学とにたところがありますね。
引き算
次は、引き算についてです。右辺に数値ないし変数をとり「-」すると算術されます。
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let i1 = 10; let i2 = 2; console.log(i1 - i2); >> 8 |
掛け算
次は、掛け算についてです。右辺に数値ないし変数をとり「*」すると算術されます。
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let i1 = 10; let i2 = 2; console.log(i1 * i2); >> 20 |
割り算
次は、割り算についてです。右辺に数値ないし変数をとり「/」すると算術されます。
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let i1 = 10; let i2 = 2; console.log(i1 / i2); >> 5 |
その他の演算子
余り
次は、割り算についてです。右辺に数値ないし変数をとり「%」すると算術されます。
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let i1 = 11; let i2 = 2; console.log(i1 % i2); >> 1 |
累乗
次は、累乗についてです。右辺に数値ないし変数をとり「%」すると算術されます。
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let i1 = 2; let i2 = 3; console.log(i1 ** i2); >> 8 |
演算子まとめ
| 演算子の種類 | 演算子 | 内容 |
| 算術演算子 | + | 加算 |
| – | 減算 | |
| * | 乗算 | |
| / | 除算 | |
| % | 剰余 | |
| ** | 累乗 | |
| 比較演算子 | == | 等しい |
| != | 等しくない | |
| === | 型と値が等しい | |
| !== | 型と値が等しくない | |
| > | より大きい | |
| < | より小さい | |
| >= | 以上 | |
| <= | 以下 | |
| 論理演算子 | ! | NOT |
| && | AND | |
| || | OR | |
| 代入演算子 | = | 代入 |
| += | 加算代入 | |
| -= | 減算代入 | |
| *= | 乗算代入 | |
| /= | 除算代入 | |
| %= | 剰余代入 | |
| **= | 累乗代入 | |
| インクリメント演算子 | ||
| デクリメント演算子 | ||
| 文字列結合演算子 |
JavaScriptおすすめ書籍
JavaScriptの入門書は、「これから学ぶ~」が分かりやすいです。その次に「Good Parts」をやることをおススメします。これは、JavaScriptのテクニック的な参考書で実践に使えます。他、有名なサイの本もありますが、これは、そこまで必須ではないかもしれません。「The Good Parts」で良いかなと思える感じです。主に初学者用にチョイスしました。良かったら読んで見てください。
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