【JavaScript】変数と定数【基本講座】
JavaScriptにも変数と定数があります。そこはプログラミング言語なので扱い方はそう大差ありません。しかし、JavaScriptは、動的な言語のためフレキシブなところがあります。それが長所でもあり、短所にもなります。ここではそんな特徴的な部分について触れていきます。
変数の第一歩は宣言から
var と let
JavaScriptの変数の宣言について、C言語やC++、Pythonから来た人は、いろいろ型を覚えたんじゃないでしょうか?JavaScriptに関しては、そんな必要がありません。1つ覚えれば終わりです。あとはコンピュータが勝手に解釈してくれます。
let 【変数名】
これでおわりです。ひょっとしたら、var なんじゃないの?って思う人もいるかもしれませんが、間違いではありません。たしかに以前まで使われていたのですが、ES2015以降、letが導入され、こちらの方が厳密なコーディングができることもあり、今では使われなくなりました。
それでは、例を見てください。
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let a = "さんぷる" let b = 400 let c = 3.14 |
これを見てどう思いますか?C/C++から来た人には、違和感しかないんじゃないでしょうか?そう、文字列も整数値も小数値もすべて let で宣言できるのです。
これが動的型付け言語の長所と短所ですね。何でも柔軟に扱える半面、コーディングする人がちゃんとデータ型を把握しておかないと思わぬバグを仕込んでしまいかねないということです。そのため、いつも型について考えて組んでいかないといけません。
変数を扱う際の注意点
次の例を見てみましょう。
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let a = "さんぷる" a = 100 console.log(a) |
a は何と表示されるのでしょうか?答えは。「100」です。
そうです。値の上書きされます。それが、文字列であろうと整数値であろうと。
このことから、文字通り右辺から左辺に代入されています。
同じ変数を使いまわす時は、気を付けたいですね。
値を変えたくないなら定数を
constで宣言すると定数になる
let で宣言すると変数扱いになりました。時として、値を変わられては困るということもあるかもしれません。そこで、値を変更できない定数を宣言する記法を学びましょう。
const 【定数名】
これでOKです。変数同様に簡単ですね。
先ほどの例を変更してみます。
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const a = "さんぷる" a = 100 console.log(a) |
実行すると「TypeError: Assignment to constant variable.」がでますね。
定数を宣言するときは、const と覚えておいてください。
おまけ 変数名と定数名の命名について
慣習的なお話になるのですが、変数名、定数名の付け方が暗黙に決まっているのでこの機会に覚えるのも一つです。ただし、実プロジェクトでそうでないときは、プロジェクトの方針に従ってください。
定数名:スネーク記法
例)const HOGE_HOGE
※定数名は、大文字を使うことが多く、複数からなる時「_」を使用します。これをスネーク記法と言います。
変数名:キャメル法
例)let hogeHoge
※変数名は、小文字で書くことが多いのですが、複数の単語から付けるときは、先頭を小文字。後者の頭文字を大文字にします。人によっては、パスカル記法という、両方の単語の先頭を大文字にする人もいます。
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