【Python】文字列 タプルの基本操作 【基本講座】

【Python】文字列 タプルの基本操作 【基本講座】

Pythonの文字列操作でリストに次いで頻繁に使うのがタプルです。リスト同等の操作ができますが、タプルはイミュータブルな点に注意してほしく、値を変える行為はできません。それを念頭に置きながら、基本操作を学んでいきましょう。

出典:http://www.photo-ac.com/

文字列操作の基本

タプル tuple の基本操作

単純結合は「+」

タプルの結合は、str型でも行ったのと同じようにできます。
タプル同士を「+」することで結合可能です。

次のような、タプル+リスト はエラーが出ます。

また、タプル+str型文字列もエラーが出ます。

これらを通すためには、タプル型やstr型をタプル型に変換するしかありません。

繰り返しは「*」

これも文字列の時と同じようにできます。

タプルの要素を取り出すには「:」スライス

これも文字列の時と同じようにできます。

復習程度にいくつか例を挙げます。

インデックス1から2までの要素を取り出しましたね。

また、スライス前後は省略もできます。

また、ステップ数を書くことで任意の要素を取り出すことができます。

区切り文字で区切られた文字列をタプルに変換する

split()メソッドを使うと変換できます。文字列の時同様、()デフォルトのときは、空白に対して変換されます。

タプルの要素を検索する

指定した要素がタプルに存在するかどうかを調べることができます。
in演算子を使います。文字列の時に行ったのと同じです。
しかし、タプルに関しては、find()メソッドは使用できません。

index()メソッドでインデックスを求める

find()メソッドが使えないので、インデックスを求めることができません。
そこでタプルクラスで与えられているのが、index()メソッドです。

先ほどの例を修正してみましょう。

インデックスが見つからない場合は、ValueErrorが返ります。

タプルの要素の最大値・最小値・合計を求める

タプルを扱うと時には、最大値や最小値、合計など求めたくなることもあるでしょう。下記で紹介する関数を利用すると簡単に求めれることができます。

max関数

max関数は、タプルの要素の最大値を返します。

min関数

min関数は、タプルの要素の最小値を返します。

sum関数

sum関数は、タプルの要素の合計値を返します。

エクセル操作と同じような感覚で出来るんじゃないでしょうか?

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